水没車を修理して乗るリスクは高い。賢い処分方法は?

車が水没してしまった…」

複数の水没車

「まさか、自分には関係ないだろう」誰もがそう思っていると思いますが、毎年車の水没被害に遭う人がでています。
ゲリラ豪雨や記録的な大雨の被害は、毎年のように日本列島を襲っていますよね。テレビのニュース映像などでも、住宅地が浸水し、車が水に押し流されていたり…。冠水した道路で車体の半分まで浸かっている車も、見たことがあると思います。

この記事では、車が水没してしまった時の対処方法を、ご紹介します。

  • ・修理にはいくらかかるのか?
  • ・水没した車のダメージは?
  • ・保険金は?
  • ・水没した車の処分は?

このような疑問やお悩みを、解決していきます!

日本に住んでいると、いつ、どこで車の水没被害にあってもおかしくありません。
水没車の保険や修理費用、処分で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

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水没したら、車はどうなる?

道路で水没している車

車が水に浸かってしまったら、動かなくなる可能性が高いです。

  • ・排気ガスを社外に出すマフラーが水没すると、排気ができなくなってエンストにつながる。
  • ・エンジンに空気を送り込むエアクリーナーに水が入り込み、エンジンが停止する。(ウォーターハンマリング現象)

車の心臓とも言えるエンジンが故障してしまうと、車は動かなくなります。

また、水に被害の場合、目に見えない部分でも、いろいろなダメージを受けている可能性が高いです。

チェックポイント

水没した車には近づくな!

車の内部が壊れていると、バッテリーに感電する恐れがあります。水没した車には、近づかないようにしましょう。
とくにハイブリッドカーや電気自動車は危険です。

冠水した道路を走る時の注意点

冠水した道路を走る車

時速30キロ以下で走る

冠水した道路を走る時は、ゆっくり! できれば30キロ以下で走りましょう。
スピードを出して走ると、水が飛び跳ねて車内に入ってしまい、二次被害に繋がる恐れがあります。

道路の高低差に注意

高低差のある道路の水たまりなど、水位に注意!
電車ガード下の道路や、立体交差点(アンダーパス)など、すり鉢状の道路には水がたまりやすいので、注意して近づかないようにしましょう。
また、対向車や前にいる車の動きによる水位の変化にも気をつけましょう。

油断せず、常に浸水具合をチェック

すぐに浸水してこなくても、決して油断してはいけません。
たとえクルマの床面より高い浸水でも、すぐには車内に浸水してきません。そのため、浸水に気づかず、クルマが浮いてしまったり、排気管(マフラー)が水圧で塞がれてエンジンが停止、という結果にもつながります。

車内に浸水したら、エンジン停止

すぐ車をとめて、エンジンも停止しましょう。その後、JAFに連絡します。水が引いても、エンジンを勝手にかけてはいけません。水が入っていると、感電や故障のリスクが高いのでやめましょう。
車を移動させる時は、シフトレバーを「ニュートラル」にして手で押します。

水没した車のダメージは、どれくらい?

これくらいなら、大丈夫かも?

  • ・タイヤの高さ半分以下が浸かる程度
  • ・ドアより下 車の床面が浸からない

動かなくなるかも?

  • ・マフラー(排気口)が浸水した
  • ・車の床の上まで浸水した

エンジンは、電気が通っている箇所もあります。そのため、水の被害には弱いのです。浸水が進み、排気口から排気ガスを出せなくなると、エンジンが止まります。
ECUと呼ばれる、エンジンを電子的にコントロールする部分が、助手席の床の下に搭載されている車も多いのです。
ドアの半分以上の高さに浸水すると、かなり危険です。

目に見えないダメージも大きい

水没車や冠水車は、外見上のキズなどで故障の具合がわかるわけではありません。目に見えない故障が多いのです。また、海水の場合は金属の腐食も進んでいきます。水害によるさまざまな劣化によって、後々トラブルや故障が発生するかもしれず、とても危険です。

また、水没すると、車内に細かい泥などが入り込みます。シートなど布製品は臭いがでるので、取り替える必要があります。

痛んだ水没車

修理費用はいくら?

水没車の修理費用は?

水没した車を直すのに、修理費用はいくらかかるのでしょうか?
車の種類や、被害状況によってケースバイケースなのですが、目安の金額をご紹介します。

マフラーが浸水した場合

50万円〜

軽度の浸水の場合

5万円〜

水没すると、電子機器には破損や劣化が起きます。そこから火災や発煙が発生する危険もあるので、さまざまな部品(電気系統など)の交換が必要です。AT整備(トランスミッションなど)、メインコンピューターの点検、オーディオやカーナビの撤去、クリーニング…。その分、修理金額や部品代も増えていきます。
しかし、乗り続けるのであれば、必ず直す必要があります。

保険金の適応は?

車が水没して、修理する場合、保険の適応はどうなるのでしょうか?
カンタンにご説明すると、以下のようになります。

車両保険に入っていない

→全額自己負担

保険に加入しているが、水没に対する保証がない

→全額自己負担

水没も保証に含まれる保険に加入している

→保険会社に問い合わせて、保証内容を確認する ※車両保険の金額=現状の車の価値

水没車は、修理費が高額になり「全損」になる可能性が高いです。

※全損とは

●車が修復不可能なくらい損害を受けた場合
●修理費用が、車両保険の補償額以上になった場合

全損になった場合、車両保険の補償上限額が支払われます。

例えば、修理費用が50万円の場合。
車の価値(保険価額とも言います)が30万円なら、全損として扱われます。30万円が保険会社から支払われ、残りの20万円が、自腹で払うことになります。

※車両保険の、車の価値=保険価額は、どう決まる?

車の保険価額は、契約時に設定します。各保険会社が決めている車両の「時価額」「再調達価額」がもとになっています。
「オートガイド自動車価格月報」で、価額が妥当かどうかを確かめることができます。

まとめると、、、

  • 水没車の場合、修理金額が高くなり、全損になる可能性もある。
  • 全損の場合、数十万円の修理費用を自己負担で払うことも。
  • 車両保険に入っていない場合は、全額自己負担。
  • 数十万円の修理費用をかけて直しても、水没車は目に見えないダメージが残り、またどこかが壊れるリスクはある。

以上のことを考えて、判断していきましょう。

自治体などの公的な支援は?

車に対しての公的な支援は、基本的にはありません。
ただし(まれですが)、水害で流された車の撤去や処分にあたって、「廃棄物」として行政が撤去する場合があります。もちろんその場合には、所有者に費用は請求されません。しかし、公的な支援が実施されるのは、非常にまれです。

修理するデメリットも知っておこう

冠水歴が付く

事故車は、車の骨格やフレーム部分を修理すると「修復歴車」になります。水没車の場合は、「冠水歴車」になります。水に浸かった車だと証明されることになります。
下取りでは、修復歴車と同じかそれ以上に、査定価格が低くなります。

臭いやシミもとる必要がある

水没車は、汚れた水が入り込むため、それが臭いの原因にもなります。車体専用のクリーニングや消臭の料金は、何万円もかかります。
また、シートやシートベルトなども、染みが付くので、取る必要が出てきます。

中古車としての価値が低くなる

修理しても、前述したように、また故障する可能性あります。電気系統の不調、車の内外の金属部分にサビがつく、腐食する…。そのようなリスクのある車は、中古車としても価値は残念ながら低くなってしまいます。

水没車には冠水歴という車になる

水没車を修理せずに、処分して買い替えるメリット

ここまで、水没車の修理について、ご紹介してきました。
ここで一度、水没車の修理のデメリットとリスクを整理します。

  • 修理費用は高額になる
  • 保険も全損になって自己負担が発生することがある
  • 冠水歴」が付き、中古車としての価値も低くなる
  • 修理しても、また故障するリスクがある

水没してしまうと、やっぱりけっこう大変ですよね。。。
中古車としての価値が低いなら、処分もお金がかかりそう…。
そんな風に思っているあなたに、ひとつ「廃車買取」という手段をオススメします。

水没車を買い取ってもらう方法

水没車も廃車買取してもらえる

水没車を買い取ってくれる廃車買取業者を探すには、以下のポイントが大切です。

  • ・自社の廃車工場を持っている
  • ・車のパーツや部品をリユース・リサイクルして活用している
  • ・自動車税や重量税を還付してくれる
  • ・水没した車の処分は?

この3つのポイントを抑えている廃車買取業者に頼めば、水没車にも悪く無い買取価格がつきます。↓その理由は、こういうことなんです。↓

  • ・自社で廃車解体するので中間マージンがない
  • ・車の部品に価値が付くので、水没していても価値が付く部品がある
  • ・車検時などに一括で先払いしていた税金が、きちんと払い戻される

修理してもまた壊れるリスクが残るのが、水没車。現実的に考えて、廃車買取してもらって、処分したり買い換える頭金を手に入れたりするのは、良い選択だと思います。

「みんなの廃車工場」は上記3つの条件が揃った廃車買取り専門業者です。 「もうダメだな…」と思っていても、一度無料査定をしてみることをオススメします。

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