車のオーバーヒートの原因と対策、修理と廃車はどっちが良い?

オーバーヒートはエンジンに大ダメージを与える。エンジンが壊れると、下取りできない。また、修理費が高額になる。出費をなるべく抑えるためには、廃車買取がおすすめ。

  • ・アクセルを踏んでも、スピードが出ない
  • ・ボンネットから煙が出てきた
  • ・「カラコロ」と変な音が続いた後、エンジンが停まってしまった

これらはすべて、オーバーヒートしてエンジンが故障してしまった結果です。長く車に乗っていたり、10万キロ以上走っていたり、定期的なメンテナンスをしていないと、起こるトラブルです。オーバーヒートはエンジンの故障を引き起こすので、修理代がとても高くなります。

オーバーヒートでエンジンが壊れると、エンジンの載せ換え(交換)をしないと走れません。その場合の修理代は、20万以上にもなります。処分するにしても、大変ですよね。

この記事では、オーバーヒートによる故障を防ぐための原因・症状・対策をご紹介します。その他、一般的な修理費用や、処分する場合のオトクな方法も載せました!ぜひチェックしてみてください。

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オーバーヒートとは?

車のエンジンは、冷却システムによって温度の上昇を抑えられています。エンジンは高速で動いているため、冷却しないと過熱して、壊れてしまうためです。この冷却システムが故障すると、エンジンが過熱して「オーバーヒート」してしまいます。

オーバーヒートとは、エンジンが正常に機能する範囲を超えて、熱くなった状態のことです。オーバーヒートしたまま車を走らせると、エンジンが焼き付いて故障します。

オーバーヒートの原因と対策

オーバーヒートの原因は様々

原因1 冷却水の漏れ・不足

冷却水(クーラント)は、エンジンを冷やすための大切な液です。不足すると、エンジンが正常に冷却されず、高温=オーバーヒートになってしまいます。

ラジエーター本体、ラジエーターホース、ウォーターポンプなどの損傷や劣化によって、冷却水は水漏れします。

予防するためには、冷却水が入っているリザーバータンクの水量で、不足していないか定期的にチェックしましょう!冷却水が大幅に減っている場合は、ホースやキャップが劣化して水漏れしている可能性があります。

原因2 ウォーターポンプの故障

ウォーターポンプは、冷却水を循環させる役割があります。ポンプに付いているフィン(羽)が回転することで、冷却水がラジエーターを循環します。ポンプとフィンを繋ぐ部品(ベアリングなど)が劣化し、冷却水が漏れることがあります。

また、冷却水の劣化によってフィンが腐食し壊れることがあります。壊れた破片が冷却水の詰まりを引き起こして、オーバーヒートを引き起こすこともあります。

ウォーターポンプの故障は少ないですが、10万キロを目安に交換すると安心です。タイミングベルトを使用した車は、タイミングベルトを外さないとウォーターポンプを取り外すことができません。

原因3 ラジエーターの故障

ラジエーターとは、冷却液を冷やすための装置(放熱器)です。冷却水はエンジンの熱を冷やしますが、エンジンの熱を吸収して温度が高くなります。その温まった冷却水をまた冷やすのがラジエーターなんですね。

冷却水は、ラジエーターで冷えて→エンジンで温まって→ラジエーターで冷えて…というサイクルを繰り返して循環します。

冷却水が劣化して固まったり汚れたりすると、ラジエーターをつまらせてしまいます。また、ラジエータ本体や、ホースの経年劣化や破損によっても故障します。

原因4 エンジンオイルなど潤滑システムの故障

エンジンオイルは、エンジンのピストン運動をスムーズに動かす役割を果たしています。エンジンオイルが足りなかったり劣化していると、エンジンの摩擦が激しくなり、オーバーヒートにつながります。

エンジンオイルは、定期的に量をチェックしましょう。車のエンジンを停めて5分以上経ったら、エンジンオイルのレベルゲージを抜きます。ウエス(機械など油汚れを拭く布)やキッチンペーパーで、先端についているオイルを拭き取ります。その後、レベルゲージを再び差し込み、引き抜きます。その時、先端についたオイルが目盛りの間にあれば大丈夫です。もし大幅に減っている場合は、整備工場などで交換・補充してもらいましょう。
また、もしエンジンオイルを拭き取る時に、金属の粉などの異物が付いたら、整備工場で診てもらいましょう。

原因5 サーモスタットの故障

サーモスタットは、冷却水の流れを統制するバルブ装置です。「固着」と呼ばれる故障を起こすと、バルブの開閉ができなくなり、冷却水の温度調整ができず、オーバーヒートにつながります。また、オーバーヒート(過熱)の逆のオーバークール(過冷却)になる場合もありますが、エンジンが故障するような大事故にはなりません。

オーバーヒートした時の車の症状は?

こんな症状が出たらオーバーヒートしてるかも

エンジンが異常な高温になると、水温計が「H」マークに近づきます。水温計の針が「H」マーク手前になっていれば、水温が上がり、オーバーヒート気味だということです。早めに対処して水温を下げることができれば、エンジンの焼き付きなどを回避することができます。

水温計の針がHマークを超えたら、危険なオーバーヒートの状態です。いずれにしても、トラブルを最小限に防ぐためには、早い対処が大切です。

その他、主な症状を挙げていきます。

  • いつもより、車の速度が遅く感じる
  • アクセルを踏んでも、速度が上がらない
  • エンジンが停まって、動かなくなる
  • エンジン部分から、「カラカラ」「キリキリ」などの音が聞こえる
  • ボンネットから煙が出てくる
  • アイドリングできず、アクセルを踏んでいないと停まる
  • 冷却水が漏れて甘い匂いがする

これらの症状が出ていると、オーバーヒートの可能性があります。放っておくと、ガスケット破損などの重大な故障につながります。

※ガスケット破損とは、シリンダーの気密性を保つシリンダーガスケットが破損することです。ガスケット破損によって、エンジンの力が弱まったり、マフラーから白煙が出たりします。

オーバーヒートしたときの対処法

路上で緊急停止する車

1 すぐに安全な場所に車を停め、エンジンを停止する

オーバーヒートはエンジンに大きなダメージを与えます。異常に気づいたら、直ちに安全な場所で停止し、エンジンを停めましょう。

水温計の針がHマークの手前でも、オーバーヒート気味の状態です。この場合はすぐに停車して、エンジンは停めず、水温が下がるまでアイドリングしましょう。

ボンネットを開けて、蒸気が出ていたり、触れないほど熱を持っている場合は、JAF(ロードサービス)に連絡しましょう。

2 冷却水の量をチェックする

冷却液はエンジンの熱で膨張します。リザーバータンクの「H」マーク内であれば、大丈夫です。「H」マーク以上の量や、冷却水が吹き出したり漏れた様子が見られたら、ラジエターキャップの異常や、ガスケット破損の可能性があります。逆に、「C」マーク以下の場合は、水漏れした可能性があります。

オーバーヒートした車の修理代は?

車と修理にかかるお金

オーバーヒートした場合の修理代は、故障した箇所や原因によって変わります。
以下に、一般的な目安の修理金額を乗せておきます。

冷却水(クーラント) 1〜3千円(工賃込み)
ウォーターポンプの交換 2〜7万円(工賃込み)
ラジエーターの交換 2〜8万円(工賃込み)
ラジエーター本体(部品) 2〜5万円
ラジエーターホース(部品) 1〜2万円
シリンダーヘッドガスケットの交換 4〜10万円(工賃込み)
エンジン載せ替え 20万円〜(工賃込み)

一度オーバーヒートを起こしたエンジンは、全体的に劣化していることが多いです。そのため、数日後に他の部分から再度、液漏れを起こしたりしてオーバーヒートを再発することがあります。また重度の症状の場合は、エンジンの乗せ換えが必要になったりして高額な修理費用が掛かる可能性もあります。まずはオーバーヒートが起こらないように点検や手入れをしっかりと行うこうとが重要といえます。

オーバーヒートを起こした車の、お得な処分方法とは?

オーバーヒートでエンジンが壊れると、ディーラーでは、中古車としての価値は0円とみなし、下取りはせずに処分費用を請求します。しかし、みんなの廃車工場なら、故障した車や動かない車でも買い取ります。なぜなら、エンジン以外のパーツに値段をつけるからです。

オーバーヒートの原因はさまざまです。オーバーヒートを避けるために一番良いのは、定期的な点検です。冷却水、エンジンオイル、ラジエーターなどを、1年に1回でも見るようにすれば、格段に故障のリスクは減ります。冷却水やオイルの点検は、そんなに時間も手間もかかりません。
オーバーヒートが起こりやすい夏前に点検すると安心ですね。

オーバーヒートによるエンジンへのダメージは、とても大きいです。焼きつけを起こしてしまったら、エンジンの交換(乗せ換え)になってしまいます。

オーバーヒートは、走行距離が多い、長く乗っている車ほど起きやすいトラブルです。もし、オーバーヒートを起こしてしまって、修理費用が10万円単位になるようであれば、車の買い替えも検討しても良いですね。

でも、オーバーヒートでエンジンが故障して動かない車は、処分が大変です。中古車としては、正直価値が無いので、下取りはしてもらえません。逆に、処分費用を請求されると思います。レッカー引取を頼んでも、だいたい1万円はかかります。でも、オーバーヒートを起こした車でも、じつはオトクに処分できる方法があります。

みんなの廃車工場であれば、故障した車や動かない車も、無料でレッカー引取りしてくれます。さらに、リサイクル資源として車を買い取ってくれるので、お金ももらえちゃいます。たとえエンジンが壊れていても、他のパーツに値付けしてくれるので、オーバーヒートで故障した車にも価値が付くんですね。

オーバーヒートした車がいくらで買い取ってもらえるのか、気になる方はこちらで無料の廃車買取り査定をしてみてください。

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